月次決算書と経営計画書が商品です。

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打つ手は無限にある【その他取り組めること編】

取り巻く状況が刻々と変化しておりますので

打つ手をどんどん変えていく必要はもちろんありますが、

新型コロナウイルス関連の影響が出始めてから、

ピンチをチャンスに変えようと行動を起こされている会社はたくさんあります。

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・利益計画・資金繰り計画の再作成(悲観的観測で)をする

経理の体制を見直し、月次決算体制を確立する

・経営計画を作成する

・情報を社員と共有する

・方向性を明示し社員と共有する(社員とその家族を守る)

・数字を共有するチャンスととらえ、会社の財務状況を社員と共有する

・できる限りのお客様サポートをする(手を抜かない)

・正確な情報収集を心がける(相談先の確保)

・ウイルスに関連する会社としての方針を発表する(文章化すると良い)

・今できることをリストアップし、一つずつ愚直に行動する

・環境整備に力を入れる(整理・整頓・清掃・清潔・躾)

・社内業務を見える化する

・社内で社員研修をする

・お客様リスト、台帳(既存・見込)の整理をする

・口コミや紹介の仕組み化を考える

・既存事業を徹底的に見直す

・新商品・新サービスの開発を進める

・競合他社の対応等、競合の研究をする

・改善点についての社内会議をする(社員全員で乗り越える)

・事業構造の見直しをする(リスク分散を図る)

・自社の強み・弱みの洗い出しをする

Youtubeや各種SNSを用いた情報発信に力を入れる

ビデオチャット、テレワーク、在宅勤務等を積極的に活用する

・社員の働く環境を整える(ハード面・ソフト面)

・現状を異常ではなく普通と捉え、変化に対応できる体制を作り上げる

・経営者自身の勉強(動画、DVD、CD、本)

・経費を徹底的に見直す

・業務を徹底的に見直す

・人を大切にする会社へ生まれ変わるチャンスにする

・会社や仕事に対する姿勢を見直し、事業を続けるかどうかを決断する

クラウドファウンデイング等で支援の輪を広げる

 

などなど・・・

 

感じていただきたいのは

行動の善し悪しではなく

このような状況下にあって、打てる手が無限にあるということです。

 

中には日銭を稼ぐための短期的な行動もありますが、

 

最も共通するのは

資金の目途がたったら、長期的視点に切り替え

景気が回復し、次の流れがきたときにお客様に最初に選んでいただけるように行動している

 

ということです。

打つ手は無限にある【その他の業種編】

取り巻く状況が刻々と変化しておりますので

打つ手をどんどん変えていく必要はもちろんありますが、

新型コロナウイルス関連の影響が出始めてから、

ピンチをチャンスに変えようと行動を起こされている会社はたくさんあります。

 

以下、例をあげます。

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学習塾

・オンライン授業(EdTechサービス)へ挑戦した

・休みになった子ども向けに場所を無料開放した

 

小売業

・ネットショップへの出店をした

・支援サイトへの登録(商工会等)をしてロスをなくした

 

士業等の先生業

・今困っている会社を救うためのサポートを充実させた

・Webを活用した商品の開発をした(オンラインセミナーなど)

・小規模な社員勉強会を開催した

・アナログからデジタル化へ変革をした

・アナログのお客様へデジタル化の提案をした(これを機に)

 

ダンス教室

・買い物代行サービス等、需要がある新事業へチャレンジした

・広い公園で子ども向けに無料のダンスエクササイズをした

 

ギフト業

・リアルに会えない代わりにギフトを提案した(結婚式、仏事、卒業・入学等のお祝い)

・予防対策につながる商品の取り扱いを開始した(ギフトにも加えた)

打つ手は無限にある【エンターテイメント業編】

取り巻く状況が刻々と変化しておりますので

打つ手をどんどん変えていく必要はもちろんありますが、

新型コロナウイルス関連の影響が出始めてから、

ピンチをチャンスに変えようと行動を起こされている会社はたくさんあります。

 

以下、例をあげます。

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・普段できない大掃除をした

・社員研修や社員間でのロールプレイングをした

・イベントを動画で無料配信した

・積み上げてきたノウハウを整理し、外販できないかを考えた

・キャラクターを深く研究し、将来のイベントを考えた

打つ手は無限にある【宿泊業編】

取り巻く状況が刻々と変化しておりますので

打つ手をどんどん変えていく必要はもちろんありますが、

新型コロナウイルス関連の影響が出始めてから、

ピンチをチャンスに変えようと行動を起こされている会社はたくさんあります。

 

以下、例をあげます。

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・遠方のお客様から近くのお客様へシフトし、自分の足を使いDMを配った

・団体のお客様から個人のお客様へシフトし情報発信をした

・普段利用できないお客様へ安価で提供した(高級ホテルが学生向けプランなど)

・宿泊以外の新サービスを開始した(見晴らしのいいお部屋での貸切食事プラン)

・宿泊施設をオフィスとして提供

・新たなプランを開発した

(文豪缶詰プラン、まじでコロナウイルス勘弁して下さいプラン、テレワーク応援日帰りプラン)

・空いた客室の窓明かりを利用し、絵や数字でライトアップし巨大イルミネーションを作った。

(不要不急の外出を控える動きが出ているので、少しでも明るい気持ちになってもらえたら、という想いから)

・衛生管理を徹底的に見直した

・結婚式を延期したカップル向けプランを開始した(カメラマン付き)

・今こそ顧客のハートを掴むチャンスととらえ、いつもはできないおもてなしプランを開始した

稼働率が下がった分、お客様一人当たりのおもてなしに徹底的に力を入れる)

打つ手は無限にある【飲食業編】

取り巻く状況が刻々と変化しておりますので

打つ手をどんどん変えていく必要はもちろんありますが、

新型コロナウイルス関連の影響が出始めてから、

ピンチをチャンスに変えようと行動を起こされている会社はたくさんあります。

 

以下、例をあげます。

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・ディナーからランチへ切り替え、力を入れた

・お弁当メニューを開始した

・テイクアウト商品を開発した

・団体のお客様から個人のお客様へシフトした

・学校が休みになった子どもたちのために空いた場所を開放しランチを無料提供した

・デリバリーにチャレンジした

・新メニューの開発(お土産メニュー)で一人当たりの単価をアップさせた

・常連さん、既存のお客様へのお声がけを徹底した

・抵抗力・免疫力が高まるメニューの情報発信と提供をした

・お店の環境整備(衛生管理の見直し)を徹底した

・飾り付け等、店内の魅力アップをはかった

・キャッシュレスの導入を決断した

・シフトの見直しをし、無駄を省いた

・営業時間短縮で売上の集中化に取り組んだ

・食事券の事前購入プラン、会員制サブスクモデルの開始をした(資金繰り対策)

・家飲みプランを開始した

・ターゲットを若者に変え、若者に選ばれるメニューを開始した(インスタ映え等)

・来てくださったお客様に徹底的にサービスをした(ファン化するチャンスだと捉えた)

SNSでの発信を新たに開始した

・あらゆる手段でお客様にアプローチをした(メルマガ、SNS、手書きのハガキ、DM・・・)

・コースの最低人数を可能な限り少なくし(2名から)、予約しやすくした

・当日予約OKのコースを作った

・飲み放題なしのコースにも対応するようにした

・大皿ではなく人数に分けて提供するようにした

・イスやテーブルの配置を見直した(感染対策、距離を保つ)

・ご家族で使いやすいコース設計や環境に対応した(個室・小さなお子様歓迎・年配の方対応…)

・ご家庭でのちょっとした晴れの日プランを作った(ご家庭で調理が面倒くさい料理のセット等)

・店内お花見コース(店内飾り付け)

・法事や慶事の小規模なコースを作った(オードブルや仕出しなど)

 ・予約人数変更やキャンセルの事前確認を徹底した

 ・看板やポスター、手書きの看板等を充実させた

 ・予約方法などのルール作りを徹底した

・お一人様大歓迎を告知した

ビジネスモデル・収益構造を見直し、改善を始めた

・お店が暇で時間があることをチャンスととらえ、新メニューの開発に取り組んだ

・スタッフ教育、コミュニケーションをとる機会にした

・普段頑張ってくれているスタッフを休ませてあげた

・掃除や整理整頓の環境整備を徹底した

会社は赤字でも潰れない。優先すべきは「お金」

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経営者としても、個人としても

終息まで最低でも1年はかかるという考えをして、損をすることはないと考えます。

(あくまでも私見です)

 

こういった状況下で

 

経営者としての優先順位は

 

まずは「会社の存続」ですが

 

「最低でも1年間」という期間で考えると

1年間頑張る覚悟をもてるかどうかというのも重要になってくると感じます。

 

日経トップリーダー4月号に

東京商工リサーチの方の記事が掲載されており

破たんした企業が挙げられていましたが

 

新型コロナウイルスだけが原因で倒産

 

というのではなく

 

もともと業績不振や財務状態の悪化などの課題を抱えていた企業に

ウイルスの発生が最後の一押しをした形

 

と表現されていました。

 

 

存続させることを選ぶのであれば

 

現状を数字でしっかりと把握し

資金計画を立て

最低でも1年乗り切るだけの資金確保にすぐに動きましょう。

 

今回、多くの経営者様とお話して感じたのは

 

「想定が甘い」ということです。

 

こういった不測の状況下で重要なのは

 

資金の予測は

希望的観測ではなく、最悪を想定した予測にする必要がある。

 

ということです。

 

慎重すぎるということはありません。

 

金融機関へのご協力をお願いなど打てる手を打ち、資金の目途が立ったのであれば

次の段階へ向かう必要があります。

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