月次決算書と経営計画書が商品です。

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決算書とは?

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企業は毎年1回、必ず決算をしなければなりません。

決算とは、企業が一定期間内の経営成績や財政状態をまとめる一連の作業のことをさしています。

企業は決算期に帳簿を締め、決算書を作成します。

年次決算をいわれ、法律で義務づけられています。

税務申告をする際にこの決算書が必要だからです。

 

決算書は『損益計算書』と『貸借対照表』の2つをさします。

 

損益計算書

ある一定期間における企業の経営成績を記したものです。

一定期間のうちにいくらの収益があり、またその収益をあげるためにいくらの費用を使ったかを書き記しています。

 

貸借対照表

ある一定時点における会社の財政状態を記したものです。

決算時点で会社にどれだけの現金・商品・土地・設備といった財産があり、またそれらの財産を購入するためにどれだけの資金を投下しているのかを書き記したものです。

 

以上の通り『決算書』とは、極端に申せば税務申告のため・金融機関への融資依頼のために作成されるもので、社長が経営の指標とするためにあるものではないようです。

ですからそこに書き記された内容を社長自身が知らなかったり、意味がわからなかったりという本末転倒が起こり得るのでしょう。

経営計画は会社の未来を社長が中心として作り上げていくものです。

そのためには会社の現在の実態、過去の経緯をしっかり把握しなければなりません。

残念ながらその経営資料となるのは決算書しかないのです。

まずは『決算書』をある程度理解してください。

社長は経営の実践者ですから、学者や会計士など専門的な知識・分析力はいりません。

最低限の知識だけで結構です。