経常利益を計画する
経常利益とは、収益から費用を差し引いた残りではなく、会社の存続という絶対命令を果たすために、最低限確保しなければならない事業存続費です。
ホリエモンが『ケイツネ』なんて言ってましたが、この経常利益を計画することから始まります。
目標利益を計画する際の考え方
- 1人あたり100万~200万円を基本とする
- 過去の実績数値が黒字であれば、推移から見込む
- 過去の実績数値が赤字であれば、利益をゼロにもっていくか、累積赤字を埋める
- 年間の借入金返済総額、配当、役員賞与、内部留保を決め、税金を考慮して逆算する
- 目標粗利益額の何%というように決める
どれを選択するかはそれぞれの会社の事情でよいと思います。
私は4の借入金返済総額からアプローチすることが多いです。
経常利益の額の決定は、どこの社長も意欲的です。
経営を良くしたいという思いが数字に込められています。
しかし、この経常利益の決定が会社の必要売上高を決めてしまいます。
事業存続費なので、達成しなければいけないんです!
その決意を持って計画してますか?