月次決算書
とある地方銀行さんの行員向けの勉強会で講師の方が
『皆様の取引先のうち何割ぐらいが月次試算表を作っていますか?』
と質問したところ、半分くらいとういう答えが大半でした。
多くの中小企業経営者は、月次試算表も作らずに経営をしているわけです。
これは、羅針盤を持たずに航海するようなものです。
自分たちが1カ月間、一生懸命働いた結果を1日でもはやく知りたいとは思わないのでしょうか?
その数字を社員とともに共有し、次に打つ手の指標としたいと思わないのでしょうか?
しかし、一般的な月次試算表は、決算のための数字をまとめるもので、残念ながら中小企業の経営に役立つようには作られていません。
中小企業の経営に役立つように工夫し、作ったのが、当事務所の月次決算書です。
この月次決算書には2つの目的があります。
- 中小企業の全社員にお金の儲け方を理解してもらうこと。
- 社長、役員、幹部にお金の残し方を理解してもらうこと。
月次決算書の記事では、その内容を説明していきます。