税務調査の選定基準①~⑥
①重要資料のあるもの
探聞資料、内部告発などの重要資料があり、法人税の不正所得が多額に見込まれる法人。
②不正計算が見込まれるもの
決算書類の数値が操作されたものであるなど、多額の不正計算を行っていると見込まれる法人。
③事業数値に著しい変動があるもの
重要視さんの取得・譲渡があったり、売上、仕入、外注費等の比率の激変など、各種の数値に異常があり、法人税の増差所得が多額に見込まれるもの。
④営業規模の拡大
営業規模が顕著に拡大し、その内容について検討を要するもの。
⑤好況業種
毎年国税局および税務署で選定される好況業種に該当するもの。
⑥更正の請求などがあったもの
更生の請求や欠損金の繰り戻しによる還付請求があった法人で、調査によらなければ適正な処理ができないと認められるもの。
③は結構ひっかかりやすいです。
原価率が急激に変動したり、外注費の支出割合が一気に増えたりなんてことは、かなりの特殊事情がないとあり得ませんからね。
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