総合調査
総合調査とは、同一納税者グループに対して、法人・個人を通じた全税目を横断的に調査しようとするものです。
低額譲渡や同族会社の行為計算の否認規定などの適用を受けないよう、適法・適正な税務処理をする必要があります。
通常、調査では各税目の担当官がやってきますが、総合調査は法人税、所得税、相続税、贈与税、印紙税等の各税目を同時かつ横断的・広域的に調査するため、全国の主要税務署に総合調査部門が設置してあり、そこに総合調査特別調査官が配置されています。
所轄税務署が主要な税務署ではないから大丈夫という話ではありません。
この総合調査特別調査官は広域に調査を行うため、所轄ではない地域も調査対象とされています。
<新日本法規:Q&A税務調査対策の手引き1⃣より>
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