会社は赤字でも潰れない。優先すべきは「お金」
経営者としても、個人としても
終息まで最低でも1年はかかるという考えをして、損をすることはないと考えます。
(あくまでも私見です)
こういった状況下で
経営者としての優先順位は
まずは「会社の存続」ですが
「最低でも1年間」という期間で考えると
1年間頑張る覚悟をもてるかどうかというのも重要になってくると感じます。
日経トップリーダー4月号に
東京商工リサーチの方の記事が掲載されており
破たんした企業が挙げられていましたが
新型コロナウイルスだけが原因で倒産
というのではなく
もともと業績不振や財務状態の悪化などの課題を抱えていた企業に
ウイルスの発生が最後の一押しをした形
と表現されていました。
存続させることを選ぶのであれば
現状を数字でしっかりと把握し
資金計画を立て
最低でも1年乗り切るだけの資金確保にすぐに動きましょう。
今回、多くの経営者様とお話して感じたのは
「想定が甘い」ということです。
こういった不測の状況下で重要なのは
資金の予測は
希望的観測ではなく、最悪を想定した予測にする必要がある。
ということです。
慎重すぎるということはありません。
金融機関へのご協力をお願いなど打てる手を打ち、資金の目途が立ったのであれば
次の段階へ向かう必要があります。