販売計画を作る
利益計画ができたら次は販売計画というのは前回書きました。
具体的には
・商品別販売計画
・得意先別販売計画
・担当者別販売計画
この3つの計画を必要に応じて作りましょうということです。
これらの販売計画を作ることによって、目標が明確になり、実現するためのイメージがしやすくなります。
そのスモールステップを伝えることが大きな目的です。
販売計画での注意は、上記3つを作成する際、どれも同じ数字にたどり着かないといけません。
売上を分解していって、商品別販売計画、得意先別販売計画、担当者別販売計画を作成するものの、商品別の合計が1億円、得意先別の合計が1億2千万円、担当者別の合計が9千万円では辻褄が合っていません。
この合計を一致させることを注意してみてください。
そして、販売計画を作成する最大の目的は比較です!
例えば2月が上記のようになった場合、前期と比較してどうなのか?計画と比較してどうなのか?というのが明確にわかってくると思います。
そこで、売れるものは何か?売れている得意先はどこか?どの営業マンが頑張っているのか?というのが把握できます。
そこで間違っていただきたくないのは、ダメな商品、ダメな得意先、ダメな営業マンを切ると考えるのではなく、売れている商品は?売れている得意先は?売れている営業マンは?というところに集中的に資金を投下するんです!
損切りというのも大事な判断かと思います。
ですが、売れ筋をもっと太くしていくという発想を持ってください。
商品であれば、売れている商品にセットで別の商品をつけたり、関連書品を推薦してみたりなど、売れ筋だからできる手段が生まれてきます。
『売れないもの』より『売れるもの』に人・モノ・金を投入してください!
先程の比較表、おすすめは手書きです!
書くことで気づくことは多々あったりします。
比較表を経営計画書の中に綴じておくと、効率よく比較できます。