5つの質問
ドラッカーの5つの質問より
第1の質問
われわれの使命(ミッション)は何か?
それぞれの会社で、使命というものを明確にしていることがとても大切です。
それを言語化することによって明確になり、頑張り方が変わってきます。
『自分の会社の場合』を思い浮かべ、『実際に書いて」言語化する!
頭に思い浮かべるだけではダメです。
是非ともペンを走らせてみてください。
ただ、頑張りましょう!と言っても、
何を頑張る???
となってしまいます。
明確であることは重要です。
なぜ使命感を持たなければならないのか?
使命感は社員に語りかけ、お客様に語りかけ、共感を得られることによってエネルギーに変わります。
そのエネルギーが会社を発展、成長させていくのです。
5つの質問は、正面から答えていくならば、必ずや各位のスキルと能力とコミットを進化させ、あるいは向上させていくはずである。ビジョンを高め、自らの手で未来を築いていくことを可能にするはずである。
P・Fドラッカー
なるさ会計の使命
縁ある中小企業を元気にする(明るい未来を描けるようサポートする)
→この背景には、自分を含め、事務所で働く人達や、仕事関係者が幸せになることという想いが含まれています。
こんな想いを経営計画書に記してあります。
経営計画書に興味がある方はご連絡ください。
お客様の声に耳を傾ける
経営者の方であれば見てる方も多いかと思いますが、私もカンブリア宮殿は毎週見ております。
大企業でも、中小企業でも、経営がしっかりしている会社というのは、原理・原則に則った経営をされています。
文明堂さんの放送を見てて、やはりそこか!という点がありました。
自社の提案でかりんとうの販売を始めたものの、まったく売れず・・・。
そこにはお客様が何を欲しているのか?という意見を無視した経営だったとのこと。
そこに気づき、お客さんに耳を傾け商品開発を行っていったそうで。
歴史ある会社でも、驕らず謙虚にお客様の声に耳を傾ける。
勉強になりました。
今年の商品ライナンップです。
ご興味がある方はご連絡ください。
社員が幸せを感じる環境
いい会社であるためには、社員が働くことに不満を持っていてはいけないです。
いい会社とは???
社員が働くことによって幸せを感じることができている会社ではないでしょうか?
5万人の集計データの分析結果では、社員が『幸せを感じて働いている』かどうかは
- 信頼できる経営陣のもとで働いていること
- 存在意義を感じて働けていること
この2点には因果関係があり
- 無理なく働くことができている
- 働きやすい環境で働いている
この2点は直接的な因果関係はないそうです。
つまり、労働時間・残業削減などの労働環境の改善はあくまで手段の一つにすぎないという事だそうです。
それよりも、信頼できる経営者であること、顧客満足度を向上させていること、存在意義を感じて働けていることの方が、働く社員を幸せにできると言えるそうです。
信頼できる経営者とは?
経営計画書で、未来のビジョンを伝えている経営者ですよ!
2021年版も完成し、活用しております。
経営計画書の作成をサポートします。
ブランド力
同じ商品を売っているA社とB社。
値段も一緒となると、どっちで買いますか?
どちらでもいいんですが、この状況で選択される要素はブランド力です。
評判のいい会社、信頼できる会社から買いませんか?
もしくは応援したいと思う会社など。
これらはどこで差がつくか?
お客様の評価です。
会社のブランド力はお客様の声に大きく影響されます。
となると、お客様評価をアピールすることで、ブランド力が高まるということです。
アンケートなどご協力いただいて、お客様の声を積極的に表に出してみてください。
選ばれる会社というのは、そういう努力をしっかりしているものです。
ビジネスモデルの差別化
稼ぎ方、社員満足度の高め方、お客様の満足度の高め方は、業界がこうだからと決めつける必要はありません。
独自のモデルを構築することが大切です。
そこは不平不満を生むようなシステムであってはならないです。
ビジネスモデルの1つに、年々成長していくモデルがあります。
個人的には座布団商売と呼んでいるんですが(本当に個人的なので、よそで言っても通じません)、笑点の大喜利のように、1枚1枚座布団を積み重ねていくやり方です。
1枚もらえたら、うまい事(新しい事業を立ち上げて)を言ってもう1枚。
このペースは人(会社)それぞれでいいんです。
信頼を得ていくのはとても大切ですし、簡単に得られるものではありません。
何が言いたいかというと、単年度で単発で終わる高収益な商売より、毎年毎年続いていく地道な商売の方が、事業の計画を立てやすく、未来の構築がしやすいという事です。
単発でドカーンと当てるのも簡単ではないと思います。
でも、翌年ドカーンと下がってしまった場合、雇用の維持とか、会社の存続すら大変になるかもしれません。
地道に年々増えていくシステムを探してみてください。
業界的にあり得ないなんて考えずに、できることは無限にあるはずです。
こういった地道な作業も差別化だと思います。
毎月の月次決算で、未来会計図を用いて数字をご説明させていただいております。
興味のある方はメールお待ちしております。
社員教育で差別化
社員の教育は行き届いていますか?
社員教育は、本来は戦術です。
ですが、一定のレベルを超えると戦略になります。
とある居酒屋さんがありました。
社員教育がとても行き届いており、リピーター続出でした。
社員が商品だったんです。
そこには他の居酒屋さんとは全然違う価値観があり、集客の大きな要因となっておりました。
その影響で売り上げはどんどん上昇し、利益もどんどん増えてゆきました。
結果、その会社は上場するにまで至りました。
が・・・
上場したあたりから、金、金、金といった感じの経営になり、社員教育というものがおろそかに。
すると、どんどんお客さんは離れてゆき、かつての人気はどこへ?といった状態。
株価も上場時の3分の1に・・・。
一般的な居酒屋になってしまいました。(おそらく多くの方が知っている居酒屋さんです)
素晴らしい社員がいることは会社にとって間違いなくいいことですよね。
一定のレベルを超えると、社員というものが価値を生み出します。
社員教育は日々の訓練です。
例外(この日はダラダラしていいです!)なんてものを作らず、日々訓練していくことがとても大切です。
特にサービス業はこの部分で差をつけられると有利ですよね。
経営計画書で、社員教育について触れておくと、共通認識ができます。
価値観を創る経営計画書を作ってみませんか?
2021年版を活用しております。
興味のある方はご連絡ください。