税務証拠資料の整備
税務証拠資料とは、課税要件事実を客観的に証明する証拠資料をいます。税務証拠資料には、納税者が収集・作成した資料と、課税庁が収集・作成した資料とがあります。それぞれの税務証拠資料は、入手場所、形態、収集手段などにより、証拠能力に差がありますが、一般には相互に補完しながら総合的に課税要件を明らかにしていくものです。
税務証拠資料としては、真実性、必要十分性、適時性、秩序性、保存要件などが求められます。保存期間は、例外はありますが、原則として7年間です。
客観的というのが証拠として非常に大きいです!
客観的でなくても、筋の通った説明をすれば通じる場合がありますので、資料がないからといってあきらめないでください。
<新日本法規:Q&A税務調査対策の手引き1⃣より>
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